AQUAMARINE~ジョジョにツナ缶

手広く底の浅~い趣味を持つねむのの日々徒然。

生人形。

2004
15
カーナビを試しがてら、熊本のビーズ屋へ行ってきました。

思ったより狭い店だったけど、目当てのビーズが全て揃ったので上機嫌だったところ、
通りすがりの美術館で「生人形と松本喜三郎」の看板を発見。
人形となれば黙って見過ごすはずもなく、そのまま入館。

明治時代のいわゆる等身大フィギュアみたいなもんでしたが、
その完成度の高さに驚き!!
表情の豊かさ、手先の美しさ、どれも素晴らしいものばかりでした。
素材は持ち運びがしやすいように、頭部・腕・足は木製、胴体は針金を簡単に組んだつくりで、
目玉は彩色したガラス製のものがはめこまれ、人毛を植毛し、睫まで植毛されていました。
当時、あまりの出来の良さに驚いた人の計らいで、スミソニアンに展示されるようになったとか>すげぇ
箱入りの三つ折り人形や1/1市松人形もあって、「明治時代のSDちゃんか?」とか思ってしまいました。

あまりのリアルさに、コレ子供が見たら泣くかも~と。
だって、首だけ、手だけ、の展示もあったしな。
今でこそ平気だが、子供の頃は菊人形が怖くて堪らなかったもんな。

思いもかけず、貴重なものが見れた日でした。
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